見てはいけないとは思いつつも、僕の目はそれにくぎ付けになった。
しばし呆然と、僕は彼女の下半身をみつめていた。
「どう?」
どれくらいそうしていたのだろう。凛が声をかけてきた。
「い、いや…そりゃすごいけど…何のつもり?」
「あなた、あんまりわたしのことみてるから」
「は?」
「理由になってないかな?」
「全然なってないだろ、それ…」
「まあ、そうかな。でもね、あれだけ見られたら、わたしだってドキドキしちゃうよ」
「…そういうもんか?」
「今日のわたしはそうだったの。だから、ちょっと付き合ってもらおうと思って」
「付き合う?」
「前からちょっと、やってみたかったんだよ」
そういって、彼女は少し立ち位置をずらした。
屋根の上に昇るハシゴのそばだ。
「さ、昇ってきてよ」
「あ、ああ…いいけどさ、これが借りを返すことになるのか?」
「わたしがやってみたかったって言ってるでしょ」
「…そうなのか?」
「はいはい、考えるのはそれくらいにして。するの?しないの?」
「い、いや、そりゃ、俺としては願ってもないけどさ…」
いくら普段からエロ話もしているとはいえ、こんなことになるとは想像していない。
ドキドキすることはあるとはいえ、僕の中では凛はあくまで気の置けない女友達という認識だったからだ。
大体、凛自身、ここまで直接的な行動に出てきたことはない。
「煮え切らないなあ…」
「そ、そりゃそうだろう」
「そんなこと言ってもさあ…ここから見ても、前、膨らんでるのわかるよ?」
「え?」
慌てて視線を自分の下半身に向ける。
凛の言う通り、ズボンの前が限界まで膨らんでいる。
あっけにとられていて気づかなかったが、無意識に興奮していたようだ。
トランクスとズボンの布地が勃起した肉棒を押さえつけていて、きついくらいだ。
あわてて、手を前にかざして凛を再び見上げる。
ニヤニヤしていた。
「そんなに大きくなるんだね」
「…し、仕方ないだろ…」
「あなたのそういう姿、結構新鮮だな」
「…」
「さ、もう言い訳しないで。上がってきて」
「あ、ああ…」
もう、何を言っても無駄だ。
こうなったら、行くところまで行こう。
僕は手を伸ばして、ハシゴに取りついた。
勃起しているうえ、全身が緊張していて、どうにも身体が動かしづらい。
それに、現実感がなさすぎて、まるで夢の中にいるようだった。
まずい。
ハシゴから落ちないよう、僕は慎重にゆっくりと昇っていった。
上で待っている凛を敢えて見上げず、真正面の壁だけを意識的に凝視した。
だから、もう少しで屋根の上にたどり着くという所で僕はもう一度驚愕した。
目の前の壁が途切れ、屋根の上が視界に入ってきたとき、いきなり凛のむきだしの股間が目前にあらわれたのだ。
ハッと目線を上にあげる。
やはりニヤニヤして僕を見下ろす、凛の顔が目に飛び込んできた。
ハシゴの前に、いつの間にか凛がしゃがみこんで待っていたのだ。
和式トイレにかがみこむかのような姿勢。
当然、膝は大きく開かれている。
その中心には、薄い陰毛に包まれた彼女の割れ目があった。
姿勢のせいか、パックリと口を開けたその中で、ピンク色の粘膜がかすかな光を放っていた。
「やっと来たね」
「な、何のつもりだよ」
「通せんぼ。わたしを退かさないと上に昇れません」
「ど、どうしろっていうんだよ…」
「…わたしさあ。オナニー好きなんだよね」
「…は!?」
いきなりのストレートな言葉に、僕は二の句が継げなかった。
「だけど、指でしてるだけだとやっぱり物足りないんだ。たとえば、男の人に舐められたりしたら、どうなっちゃうのかなあ、とか」
「…そ、そうなの…?」
「わたし、感じやすい方だって思うから。イっちゃったら、もしかしたら動きたくなるかもよ?」
「…」
ここまで言われたら、何をすればいいのかは嫌でもわかる。
彼女の股間に首が届く位置まで昇った僕は、屋上に半身を乗り出しつつ、腕も使ってしっかり身体を固定した。
それからおずおずと舌を伸ばした。
「ふふ。舐められるのってはじめてだから、ワクワクするな」
舌が接触する直前、ささやくような彼女の声がした。
目玉だけを動かし、彼女の表情を伺う。
笑ってはいたけれど、もうニヤニヤした感じじゃない。
どちらかというと妖艶と言った方がしっくりくるような笑み。
もう、小悪魔なんてもんじゃない。大悪魔と言っても違和感がない。
ただそれでも、紅くなっているのが可愛らしかった。
夕日のせいだけじゃない。
はっきりと、頬が紅潮していた。
単純に興奮しているせいか。
それとも、あんなことを言いながらも内心は緊張しているのか。
いろいろ想像はできたけれど、僕はもう、敢えて問うことはしなかった。
尋ねたところで、彼女は多分はぐらかすだけだろう。
それよりも、今やるべきことは別にある。
はっきりと、目前にある。
それに、正直にいって、僕自身もうどうでもよくなっていた。
彼女のぷっくりした膣粘膜を舐めたい。
あの割れ目の中に、舌を押し込んでみたい。
この段階で、僕はもうそれしか考えていなかった。
今度こそ、自分の舌を凛の股間にくっつける。
ねっとりとした熱い感触がつたわってきた。
「あっ…!」
それだけで、凛の身体がびくりと震えた。
女の子の性器というものに抱くイメージは人それぞれだと思う。
僕の場合、やはり見たことがなかったから、いろんな空想を膨らませていた。
もっとも、さすがに甘酸っぱい味がするとか、そういうことまで期待していたわけではない。
そして、目前にした凛の性器は、それほど想像とは違わなかった。
確かに話に聞いていたとおり、形だけを見るとアワビに近い。
でも、実際に見ると、他のものに例えられるようなものじゃない。
ま●ことしか形容のしようのない形だと思った。
もちろん、それはいま舌先に伝わってくる味についてもそうだ。
敢えて言えば少し塩っぽい味だけれど、かなり薄味だ。
ただ、味や形についての僕の感想をこれ以上書いたところであまり意味はないだろう。
どちらかというと、そんな味の汁が、僕が舌を動かすたびに割れ目からドクドクとあふれ出してくることの方が重要だった。
「ひぃん…あ…っ…あっ…」
凛は僕が粘膜の上で舌を少し動かすだけで、身体を震わせながら小さな声を上げた。
普段よりも一オクターブ以上高い声。
一度も聞いたことがない、悩ましい声だった。
そして、そのたびごとに、既にベトベトになったピンク色の膣粘膜の隙間から、女の子の液体がトロトロと湧き出てくる。
まるで泉かなにかのようだった。
「ろ、ろうら…?はんひるか(ど、どうだ…?感じるか?)」
猛烈に舌を這わせながらなので、どうやってもまともな言葉にならない。
だけど、言いたいことだけは伝わっているようで、彼女はしきりに首を縦に振った。
舐めているうちに、なんとなく膣の形状や感じる所もわかってきた。
どうやら、割れ目の入口を入ったギリギリのあたり。
それに、少し上の方のコリコリした堅い部分。
たぶん、このコリコリが話にきくクリトリスという奴だろう。
そこに触れるたび、凛の身体の震えはひときわ大きくなるのだ。
それに気づいてから、僕は重点的にそこを責めた。
ザラザラした舌の表面をことさら押し付けるようにして、ねぶりまわす。
あまりにも夢中で舐めまわしたので、僕の口の周りも愛液と自分の唾液でベトベトになっていた。
ふいに、彼女が身体を大きく震わせた。
「あっ…!」
それまで以上に短く、だけど甲高い一声。
それを最後に、凛は沈黙した。
対照的に、膣の奥からは、これまであふれ出ていた量さえ控えめに見えるくらいに、どっと大量の汁が流れ出てきた。
それが、屋根の上のコンクリートにボタボタと落ちて、シミを作っていく。
クンニをしたのなんてもちろん初めてだったが、それでも彼女がおそらくイったのだろうという事はわかった。
「ははは…き、気持ちよかったぁ…」
イったことで消耗したのだろうか。
凛は小さな身体を重そうに動かして、ハシゴの前から何とかどくと、屋根の上にばたんと寝そべった。
「…ありがと。上がってきて。ちょっと休もうよ…」
僕は彼女の言葉に従って、今度こそちゃんと屋根の上に乗り移った。
寝そべっている彼女を見やる。
もう、細かいことを気にする余裕もないのだろう。
まだ息を荒げたまま、大の字になって横たわっている。
脚を大きく開いているうえに、あの姿勢からそのまま横たわったのでスカートも乱れたままだ。
元々短めのスカートがすっかりめくれあがり、股間が丸出しになっている。
そして、陰毛の下の割れ目からは、まだ汁がこんこんと溢れ続けていた。
彼女の肌を伝って、やはりコンクリートの上に染みていく。
それを見ていたら、僕は休んでいる気にはとてもなれなかった。
あの雑用の上に、長時間ハシゴをつかんでいた腕は明らかに疲れていたが、そんなことさえ気にならなかった。
僕は横たわる彼女に足元からにじり寄っていき、そしておもむろに股間に貪りついた。
「きゃっ…ちょ、ちょっとっ…も、もう!?」
凛は慌てた声を上げたが、僕はそんなことに構っていられなかった。
音をたてて、再び膣粘膜にしゃぶりつく。
そして、ドロドロとあふれ出ていた愛液を啜りあげた。
「ひゃっ!きゃ、ああんっ!ちょ、か、感じる、感じちゃうっ!」
これも聞いた話だが、イった直後は敏感になるという。
今の彼女はまさにその状態なんだろう。
さっきまでよりも、反応が段違いだ。
「ひいんっ!いいっ!」
そんな調子だったから、2度目に彼女がイくまではあっという間だった。
ほとんど噴き出すような感じで、ふやけ切った割れ目からぶしゃっと液体が流れ出す。
「はぁ、はぁ…も、もう…っ!」
さすがに少しすねたような顔をして、凛は横たわったままそっぽを向いた。
「わ、悪い…やり過ぎたか?」
「せっかちすぎだよ…休もうって言ったのに」
「だって、仕方ないだろ…こんなの見せられちゃあ…」
「…ふふ」
「?」
「そうだね。わたしが誘ったんだもんね。借り返してって…」
凛はこちらに顔を向けた。
かなり疲れているようだったけれど、笑っていた。
普段通りの笑顔だ。
それだけに、片膝を立て、股間から汁をダラダラと流している様子が余計にアンバランスで、いやらしかった。
「この調子だと、もう我慢できないよね…」
「いいの?」
「うん。わたしもそのつもりだったし。せっかくだから、もうしちゃおうよ」
「…俺がいうのも何なんだけどさ。こんなんでいいのか?はじめてだよな、多分」
「はじめてだよ…でもね」
「?」
「あなたになら、あげてもいいかなって」
彼女がそうなら、僕に異存はなかった。
軽く押し込んだだけで、十分にほぐれた膣肉は僕の肉棒を難なく飲み込んだ。
入れるのに苦労すると聞いていたので、我ながらこれは意外だった。
「んくっ…」
貯水タンクに手を突いてお尻を突き出したまま、凛はくぐもった声を上げた。
「い、痛いか?」
「そ、そうでもない…ちょっとは痛いけど」
「やっぱりやめるか?」
「気にしないで。っていうか、あなた我慢できないでしょ」
「…まあ」
かなわない。
「だから、遠慮しなくていいよ。優しくしてくれれば」
「できるだけ努力するよ…」
痛がらせる趣味はない。
僕はそろそろと、少しずつ奥に自分の肉棒を押し込んでいった。
何かに引っかかる感触がわずかにした。
「くぅっ…」
「お、おい、ホントに大丈夫かよ…?」
「う、ううん。我慢できないほどじゃない…」
「無理してないか?相当痛いって聞くけど」
「大丈夫だって…個人差あるみたいだし、わたしは噂ほどきつくないな」
「そうなのか?」
「うん。それに…これ、悪くない」
「悪くないって、何がよ?」
「…おちん●ん入ってる感じが」
「そ、そうなのか?」
「うん…痛いのは痛いけど、これ、気持ちいい…」
そこまで言われたら、僕も引くわけにはいかない。
ゆっくりとだけれど、さらに奥まで押しこんでいく。
「あ、きてるきてるっ…ああっ…!」
とうとう、凛の身体のなかに僕のものが根元までずっぽりと埋まった。
「ん…っ、あ…これ…やっぱり想像通りだ…いい…っ」
「きつくないか?」
「もう…心配しなくていいって。気にしないで動いて」
言われるままに、腰を動かし始める。
「あっ…動いてるっ、中でおちん●ん動いてるぅぅ…」
「気持ちいいか?」
「うん…いい。もうすこし早くてもいい…」
「なんかあったら言えよ?」
「うん、でもこの分なら、多分大丈夫…」
ここまで言う以上、気持ちいいというのは嘘ではないのだろう。
僕も痛いと聞いていたから心配していたのだけれど、彼女の場合はその心配はなさそうだった。
それでも、僕は早くなりすぎないように気を付けながら、身長に腰の速度を少しずつ上げていった。
なにしろ、意識していないとそれこそ鬼のように腰を振ってしまいそうだったからだ。
あまりの気持ちよさに、僕は意識がとろけそうだった。
「は、はぁんっ…!い、いい感じっ…すごいよぉっ…」
速度を上げたせいか、彼女の声もより艶っぽくなった感じだ。
なにより、腰を引くたびに掻きだされる愛液の量が、半端なものじゃない。
挿入から間もないのに、もう既に僕と彼女の足元には、したたり落ちる液体のシミがべっとりと広がり始めていた。
「ああっ…!あんっ…!おちん●んでわたしの中、いっぱい…あっ!」
「そんなにかよ…」
「そ、そんなにだよ…ああっ…」
ものすごい言葉を吐きながら、凛は僕のものを味わう。
なまじ明るい女の子だけに、普段はこんなになるなんてとても想像できなかった。
それが、僕の腰の速度をさらに後押しした。
気を付けてはいるのだけれど、それでもだんだんと腰の動きが早くなっていく。
「もっと、もっと来ていいよ…っ!」
「ま、まだいけるか?」
「全然…どんどん突いてっ…わたしの中、おちん●んでもっといっぱい突いてっ…」
そう言われるまでもなく、僕の動きはもう相当な速さになっていた。
彼女の奥を、突きたい。
凛の奥の奥まで、僕のもので貫き通したい。
オスとしての本能というのは、こういうものなのだろうか。
彼女の腰を抱えて腰を振りながら、僕はぼんやりと思った。
「はあああんっ…いいっ…おちん●んいいっ!」
凛はもう、あられもなく声を張り上げていた。
それを聞いていると、急速に射精感が襲ってきた。
四方八方からネトネトした膣肉の圧迫感にもてあそばれた僕の肉棒は、すでに射精寸前になっていたのだ。
気持ちいい。
射精したい。
凛の膣の中に、精子をぶちまけたい。
その気持ちは、多分凛にも伝わっていたのだろう。
あのカンのよさだ。気づかないわけもない。
「な、中でいいよっ…!」
「ほ、ホントか?」
「うんっ…今そういう気分だからっ…!」
「わかったっ…イくぞっ…」
「うん…!」
もう僕には、遠慮というものはなかった。
これで最後と言わんばかりに思い切り腰を叩きつける。
その時、肉棒の我慢が臨界点を超えた。
ものすごい勢いで、肉棒の中心を精子が走り抜け、そして凛の胎内に噴出する。
「ひゃ、ひゃあああああああああんっ!」
叫び。
最後に、耳をつんざくような絶叫を上げて、彼女の身体からガクリと力が抜けた。
今度こそ体力を使い切ったのだろう。
その弛緩した体内に、僕の精子はいつまでもいつまでも流れ込み続けた。
肉棒を引き抜いたあと、僕らは二人でごろりと屋根の上に横たわった。
コンクリートは硬くてお世辞にも寝心地はよくなかったけれど、今はいい気分だった。
目の前には、暗くなり始めた夏の広い空がただ広がっている。
「う、うわぁ…いっぱい出てきたあ…」
凛は自分の股間に手をやっていった。
みれば、彼女の指には、膣から流れ出た僕の精子と愛液の混ざった液体が、糸をひかんばかりに絡みついている。
「…ドロドロだな」
「うん…でも、この感触はいいな」
「気持ち悪くないのか?」
「全然。あなたとわたしで作ったものだもん」
「…そういうもんかねえ」
「そういうもんなの」
その後、凛とは今まで通りの付き合いが続いている。
落ち着いたあと、僕はこれから彼女にどう対応したものか迷ったのだけれど、次に会ったときには彼女はあのことを忘れたかのように、いつも通りだった。
だから、僕も敢えていいださなかった。
あそこまでやった以上はちゃんと付き合った方がいいのかもとも思ったけれど、彼女にその気がないのなら、僕がひとりで気にしても仕方がない。
今でも彼女はやはり僕をかなりきわどい話題でからかったり、手のひらで転がしたりする。
でも、やはりそれは居心地のいいぬるま湯のようで心地よい。
卒業のときまで、彼女とはこうやって付き合っていけたらと思っている。
もうあんな真似をすることはないだろうけれど、それだけでも僕には十分だ。