笑うでもなく、怒るでもなく、恥ずかしがるでもなく。
娘さんの表情は真意が読み取れないものでしたが、少なくとも憎悪といった感情は感じられませんでした。
状況を考えれば、僕はもちろん、白昼堂々男を連れ込んだ母親に思う所があって当然なのに。
「会うのははじめてですよね。わたしの娘です」
「はじめまして…B美っていいます」
母親の言葉に合わせ、B美ちゃんはぺこりと頭を下げました。
まるで、何事もなかったかのように。
あり得ない光景でしたが、すっかり動転していた僕に疑問をさしはさむ余地はありませんでした。
慌ててそれに倣い、鸚鵡返しに返事をしたんです。
「は、はじめまして…」
返事を返してから、僕は狐につままれたような気分になりました。
なんだこれは。
緊張と当惑の入り混じった気分で、僕はハラハラしながらなりゆきを見守っていました。
股間の肉棒はすっかりしぼんでいましたが、まだ彼女の母親の膣内に入ったままなんです。
ですが、その雰囲気は、B美ちゃんによってあっけなく覆されました。
「また連れ込んじゃって…ほどほどにしないと」
「ごめんね。でも、これくらいは許してよ」
「別にわたしはいいんだけど…でも、今回は優しそうな人だね」
「あら、あなたもぐっときちゃう?」
「そういうわけじゃないけど…趣味が似てはいるかもね」
そういって、笑いあう二人。
唖然としました。
ぽかんとしている僕に、B美ちゃんは改めて言ったんです。
「すみません、こんな母親で」
「い、いえ…こちらこそ…」
そういうしかありませんでした。普通に考えたら、この場面で責められるのは僕のはずです。
だからこそ、余計に座りの悪い気分でした。
ですが、そんな僕の内心を知ってか知らずか、B美ちゃんは言ったんです。
「で、母さん、今日はもう満足したの?」
「ええ。もう十分ね」
「そう…あの、よかったら昼食でもご一緒にどうですか?」
「は、はあ!?」
「あ、服は着て下さいね」
身体を引きはがすと、膣からはどろりとした僕の精液が、座布団の上にまで流れ落ちていました。
僕の肉棒も、既に萎びているとはいえ、彼女の母親の愛液まみれです。
普通の神経なら、とても正視できるものではないはずでした。
ですが、それをモロに見ているというのに、B美ちゃんはたいした反応も示しません。
やり取りを見ていた限りでは、もう見慣れた光景なんでしょう。
結局、シングルマザー母子を前に、僕は予期せぬ昼食をとることになったんです。
もそもそとパンを頬張る僕。目の前には、湯気の立ったコーヒーまで置かれています。
そして、母子は先ほどまでのことが嘘のように、和やかに会話を交わしていました。
B美ちゃんは見た目と違って割と話好きなのか、僕にも話を振ってきます。
表情も、いたって和やかなものでした。
「お母さんとは、どうやって知り合ったんですか?」
「出会い系です…」
「あ、やっぱり。お母さん、いっつもなんですよ」
「でも、悪くないでしょ、この人」
「うん。印象いい人だね」
ホントかよ。僕はおだやかそうとは言われますが、別にモテるようなタイプではありません。
そもそも、モテるなら出会い系なんて使う必要ないんですから。
だから、素直に受け取ることはできなかったんですが、それよりもこの展開にあまりにもびっくりしていたので、自分の印象のことなどは取るに足らないことでした。
ですが、様子を見ている限り、とりあえずトラブルにはならずに済みそうなのでホッとしてはいました。
頭の中に次から次へ疑問が湧いてきてはいましたが。
「じゃあ」
「お邪魔しました」
結局、昼食をとったあと、僕は何事もなく彼女たちの部屋を辞したんです。
帰る道々、何だったんだろうと思いましたが、ああいう親子なんだなと思うしかありませんでした。
B美ちゃんにしても、いつも見せられているうちにマヒしてしまったんだろう。
そう思うと、自分もそれに加担したような気がして、なんとも申し訳ない気分になりました。
ただ、そうした気まずさとは裏腹に、僕はその後もA子さんとの付き合いを辞められませんでした。
しかも、A子さんは相変わらず自宅に誘ってきます。
さすがに見つかった直後は抵抗を感じたんですが、A子さんのあまりのあっけらかんとした様子に流されてしまったんです。
結局、彼女の自宅にいって一戦交えるのは変わりませんでした。
そんなことをたびたびしているわけですから、B美ちゃんに見つかることもそう珍しいことではありませんでした。
そのたびに、僕は申し訳なさを感じましたが、やめられませんでした。
それに、B美ちゃんは何事もなかったように食事を出してくれたりと、到底場にそぐわない対応をしてきます。
ですから、徐々に僕の方も緊張感が薄れてきました。
むしろ、B美ちゃんとだんだん和やかに会話を交わせるようになってさえ来たんです。
母親とのSEX直後だというのに。
一旦親しくなったB美ちゃんは、そのうち会話の中でかなりきわどい話題を振ってくるようにさえなりました。
そういうのに興味のある年ごろということも大きかったのかもしれません。
話す相手として僕を選ぶのはどうかと思いますが。
「ねえ、お母さんとエッチしてて、どうなんですか?」
「どうって…気持ちいいとしか言えないなあ」
「ふふ、そういう顔してますもんね」
A子さんもA子さんで、SEX中の僕の表情のことをさらりと言い放ちます。
ですが、B美ちゃんも相当なものでした。
「えー、どんな顔してるの?」
「そうねえ、うまく言えないけど…イく前なんかはね、凄いわよ、顔真っ赤」
「凄そう、想像膨らんじゃうなあ」
「おいおい…それくらいにしといた方が…」
「いいじゃないですか、想像くらい。人の母さんに手を出しておいて、それは勝手すぎるんじゃないですか?」
少しむくれたような顔をするB美ちゃんは、歳相応のかわいらしさでしたが、一方で僕はなんだかモゾモゾするものを禁じ得ませんでした。
別に年下好きというわけではありません。
第一、B美ちゃんと僕との年齢差は、年下好きという範疇をはるかに超えていました。
ですが、話の題材が題材です。それに、仲良くなってみればB美ちゃんは、そうなっても仕方がないくらい魅力があったんです。
もちろん、僕としてもその欲望を認めるのは憚られました。
ですが、それを直接的に実感せざるを得なくなったんです。
ある日、珍しく僕とA子さんは、騎乗位で交わっていました。
上になっても彼女の激しさは変わらず、全身汗びっしょりになりながら一心に腰を振ってイったんです。
彼女の膣内にいつも通り精子を注ぎ込んだところで、B美ちゃんが帰ってきました。
「ただいまー…、あ、またエッチしてたんですね」
B美ちゃんはやはりこともなげにそう言いました。
つながったままのA子さんが、イった直後の気だるい返事を返します。
「そう…今日もよかったわよお…」
ただ。
その時僕は、そのやり取りにそれほど注意を払っていませんでした。
それよりも、B美ちゃんに見とれていたんです。
その日のB美ちゃんは私服姿で、マイクロミニと言っていいほどの短いスカートでした。
だから、床に寝そべった体勢の僕からは、スカートの奥の、ほっそりした脚の付け根までが丸見えでした。
白のパンティと、その周りを彩っている青い薄布がまぶしく目に映りました。
太ももも、こうやって見るとただ細いというよりは、引き締まった印象です。
若さというのをそのまま体現したような、ですが淫靡な光景に、僕はあらぬ妄想を膨らませていたんです。
この娘も、いつかこの母親のようにものすごいスケベになって、あのパンティの奥にある割れ目で男のものを咥え込むんだろうか。
そう思ったとき。
A子さんに突っ込んだままの肉棒が、射精直後だというのに再び膨張し始めたんです。
「んっ!?あ、ま、またぁ…」
「母さん、どうしたの?」
「お、大きくなってきたのお、ち●ちん…」
「えっ…」
さすがに母親が感じている最中までは見たことはなかったのかもしれません。
B美ちゃんはさすがに少し顔を赤らめましたが、その場に立ちすくんで母親の痴態を見つめていました。
勃起は止まらず、あっというまに、最大の大きさにまで戻ってしまったんです。
「す、すっごいい…さっきまでより大きくなってますよ…」
「そ、そうですか?」
まさかB美ちゃんのスカートの中をのぞいて妄想したからだとは言えませんでした。
ですが、A子さんは、あっさりとそれを見破ったんです。
「あ、もしかして…B美に興奮しちゃったんですか?」
「…!」
「妬けちゃうなあ、わたしに入れてるのに、娘に興奮するなんて」
それは言っちゃダメだろう。
大体、本人の前です。
いくらB美ちゃんが見慣れているとはいえ、自分が性欲の対象になっていると知ったら事情は全然違うはずです。
ですが、B美ちゃんは何も言いませんでした。
逆に、不意を突かれたかのように、ぽかんとした顔をしています。
その顔が、みるみる真っ赤になっていきました。
「あ、あの…今日も、パン、食べていきますよね?」
「あ、ああ…お願いして…いいかな…」
そう答えるしかありませんでした。
ゆでだこのようになったまま、B美ちゃんが身をひるがえします。
スカートがふわりとたなびき、最後に白いパンティを僕に見せつけてから遠ざかっていきます。
もちろん、B美ちゃん本人としてはそんなつもりではなかったでしょうが。
さすがに今度の勃起はすぐおさまりました。
お互いの身体を離し、何事もなかったかのように服を着ます。
ですが、パンの焼けるいい匂いが室内に漂いはじめても、僕はまだ先ほど目にしたB美ちゃんの下半身が、視界に焼き付いたままでした。